社会保険労務士試験の勉強に独学で挑戦
運送会社で働いていた時から社会保険労務士の勉強を独学ではじめていました。
この時は大手予備校が発行した参考書と問題集を購入して一日3時間程度勉強していました。
とりあえずこの時は、残業と早出が多かったので、家の勉強よりも、むしろ会社や喫茶店での勉強が中心になっていました。
休憩時間に参考書を読んだり、お昼休み昼食を済ませた後、喫茶店でコーヒーを飲みながら問題集を解いたり。
これは会社員として働きながら勉強する人達はみんなが通る道なのでしょうけど、まとめて勉強時間を確保出来るのは、週に1度ある休日くらいなものでした。
ですから、かなりきつかった記憶しかありません。
仕事で疲れていて、その後勉強するには相当な気力が必要です。
独学は非効率
しかも独学で勉強していましたから、正しい勉強法も教材選びもわからず、今になって思えばかなり非効率です。
さらに追い討ちをかけるように社会保険労務士の試験範囲はかなり広く、全8科目もあり、細かな項目まで覚えることを考えると頭が痛くなります。
それでも何とか参考書は3ヶ月ほどで全てマスターして、試験の予想問題集をやってみましたが、あっけなく玉砕。
まともに解けた問題は、簡単な基礎程度くらいです。
本当にこの試験に合格できるのか?どん底に落とされた気分でした。
独学は選ばないほうが良い
でも、今になってみればそれは仕方のないことでした。
もちろんこの時はわからなかったのですが、市販されている教材は予備校の関係者が書いています。
「その本来の目的は学校に来てもらうための宣伝的な本で合格を目的としている本ではないらしいのです。たかが2~3千円程度の本で合格させてしまえば、経営が成り立たなくなる」と学校関係者から聞いたことがあります。
今考えればこの勉強時間を返せ!といいたいくらいですが、専門家から言わせてもらえば、この時の勉強は無駄だったということです。
つまり、独学での勉強を選んだ事態がそもそも間違いでした。
そんなことを知らず、この時期はとにかく勉強していました。
社会保険労務士試験直前の7・8月は、眠い目を擦りながら、毎日5時間くらいは勉強していて、睡眠時間は4時間程度でした。
この睡眠時間の短さも悪影響することもこの当時は知りません。
このような感じの勉強をして、試験本番を迎えました。
もちろん結果は不合格。
この2ヶ月の猛勉強で多少なりとも実力が上がったと思うのですが、まるっきり駄目でした。
まあ私も一度で合格できるとは考えていませんでしたから、こんなものかなぁ~と妙に納得した自分もいました。
ですので、気持ちは前向きでした。
次はどのような勉強をしようか、不合格直後すでに考えていた記憶があります。